| フレックスキッド(1993年) 陽気婢 学園SF漫画 徳間書店 月刊少年キャプテン 少年キャプテンコミックス 全2巻 |
あらすじ
| ちょっと女っぽいが極普通の少年、星海マオ。自分では気づいていないが実は宇宙人。 希少種族なので交配の機会が多くなるように両性具有に進化した宇宙人で、 好意を抱いた相手がオスならメスに、メスならオスに変身してしまうのだった。 その上嫌悪を抱いた相手と同姓に変身してしまうという特徴もあるものだから、事あるごとに変身してしまい大変! 親友の日高俊介と入浴中に女に変身。チョット好意を持たれてしまったり 好意を抱いた同級生の吉川朋子と相思相愛になりながらも、嫌な女の先生のせいで女に変身してしまったり。 他にも兄が宇宙に行ってしまったUFOを信じる少女、石田香織も絡んできて・・・。 後半では女子校に行った吉川を追い、マオは女に変身し続けて同じ高校に通いはじめる。 狭いイチ学園の話のように見えて、実は宇宙的なお話。 |
| 陽気婢先生といえばH漫画などでマニアに絶大なる人気を得ている有名作家さん。 この漫画も先生の独特の味がにじみ出ています! |
美女装漫画として良いところ
| 主人公が女性に変身する理由が「宇宙人だから」というのは単純ですが、 他の漫画の変身方法も考えると無難なところかもしれません。 しかし凝っているのはその変身理由。子孫繁栄のために男にときめいたら女に、女にときめいたら男に、 女に嫌悪感を感じたら子孫が残らないように女に、また男も同様・・・というピカイチな設定はこの漫画のキモですね! この設定のおかげでいくらでもエピソードができる可能性があります。 それに陽気婢先生の色っぽい絵柄が読む気をそそらせます。 |
美女装漫画として悪いところ
| しかしながら、上記のピカイチな設定がフル回転していないのが惜しいところ。 折角可能性を持っている設定なのに割と淡泊に消化してしまっています。 2巻だけという短いお話の中でキャラクターが結構多く出てきますので、各キャラクターの掘り下げなどもイマイチ 練りきれてない感もあります。もっと主人公に徹底的にスポットライトを当てれば美女装漫画としては 完成度も高くなったでしょう。でもまあシュールな宇宙人の話はマイナー系漫画にはありがちなので アリなのかもしれませんけどね〜。 |