姫太郎(1993年)
原作 安原いちる&作画 大本鶏
学園ラブコメ漫画
講談社 月刊マガジンGREAT掲載
月刊マガジンコミックス 全1巻

あらすじ

ケンカが強い高校生、元町姫太郎はある日ケンカ中にトラックにひかれる。
入院し崩れた顔を整形するが、医者が「姫太郎」という名前から勘違いし美少女の顔に整形してしまった!
女の子が欲しかった両親は、普段横暴だった性格を治すにも役に立つと思い
姫太郎に女として高校生活を続けろと命令する。
体は男のままの姫太郎は何としてでもばれないように隠し続けるが、
新しくできたガールフレンド渡辺里沙と恋人同士にもなれないし、姫太郎が殴り倒したケンカの強い少年、河野祐士
に猛烈に惚れられて頭が痛い毎日・・・。
そんなとき、トラックにひかれた時のケンカ相手、寿マサカリが転校してきた。
自分を知る人間が近くに来たことで、より一層焦る姫太郎。隠し通すことはできるのだろうか?!
安原先生は「ANGEL BEAT」などで活躍中の作家さん。
そのアシスタントの大本先生が師匠からもらった原作に絵をいれたという形の漫画です。
大本先生も上手な作家さんなのですが、安原先生はなんで自分で描かないんでしょうか?(笑)
そんなに忙しかったのでしょうか?

美女装漫画として良いところ

「トラックにひかれて女体に脳移植」というパターンは良くありますが、顔だけ美少女で体は
男のままというのは目新しいパターンです。
行動も男そのままで喧嘩っ早く言い寄る男を殴り倒していますが、その男らしさに惚れてより一層
ちょっかいをだされる様は笑えます。また過去を知る男と戦い正体がばれてしまいますが
男が男に惚れ、やっぱり言い寄られてしまうという男っぷり・・・いや美少女っぷりです。

美女装漫画として悪いところ

70ページ近くの大作ですが残念ながら1話読み切りです。
それから93年作品だから仕方がないのですが、ケンカに明け暮れる高校生という設定は
さすがに古さを隠せません。過去を知る転校生に至ってはモヒカン&グラサン&ホッケーマスク
という姿で、漫画というのは未来永劫世にに残ってしまう物だから適当にやってはいけない・・・
という事を改めて感じた作品でした。(^^;
美女装度数70
(これはお話の面白さ度数ではなく
美女装漫画としての充実度です。)
これがあれば面白くなる?美女装漫画おもしろ10カ条
・美女装キャラはみんなに女性と思われている
・美女装キャラは必要以上に男子にモテモテ
・美女装キャラは美人でかなり有名になっている
・美女装キャラは身だけではなく心も女性に変わり始める
・美女装キャラの周りには正体を暴こうと敵がいっぱい
・美女装キャラは腕力は男並の強い子
・美女装キャラのサポート役に良き理解者がいる
・美女装キャラと男性主役の2人の怪しい関係がある
・美女装キャラが女性更衣室などにも堂々と入り込める
・美女装キャラは始めは嫌がっていても徐々に女装を受け入れ始める