ノーサイド(1994年)
池田文春
ラグビー漫画
集英社 ビジネスジャンプ連載
ヤングジャンプコミックスBJ 全7巻

あらすじ

天才的ラグビーセンスを持つ熱血ラガーマン、織田勇二は弱小弁天堂大学を優勝させるために燃えていた。
その矢先、試合中の事故で死亡。死にきれない幽霊の勇二は死んだばかりの体に乗り移り生き返る。
その体の持ち主が可愛い女の子、姫神あかねだった。
女のラガーなんてと誰も相手をしてくれないが、強引に実力で認めさせるあかね。
そして優勝に向けてメンバー集めを始める。女好きの陸上部員。巨漢の詩人。体操部やミリタリークラブ、剣道部などの
変人を集めるあかね。その前に現れた凶悪不良の男、早池峰明。彼は勇二が乗り移った体の持ち主
姫神あかねの精神が乗り移った男だった。
早池峰は体を返せと詰め寄るが、あかねは優勝したら成仏すると言い切り、早池峰も入部し協力するようになる。
奇妙なメンバーで大学選手権の優勝を目指す純粋熱血ラグビー漫画。
この漫画は・・・本当に「ビジネス」ジャンプに載っていたのでしょうか。(笑)
変なメンバーを集め妙な必殺技を使い熱血に優勝を目指すラグビー漫画・・・。まるで「少年」漫画そのものです。
私が「おすすめ」マークを付けているのは、こんな変な漫画に美女装少年が絡んでいるという
珍しいパターンだからという意味なのです。
面白いかどうかは・・・・どうでしょう?(笑)読んでみてください。

美女装漫画として良いところ

上記しているように、非常に熱血漫画のくせに美女装少年が出てきています。
出てくるライバルも元傭兵で殺人も厭わないチームや、念仏を唱えて金縛りにあわすチームなどなど・・・。(笑)
主人公のあかねもテニスから盗んだウィングステップという体をワープさせるような必殺技で対抗します。(笑)
後半死んだはずの勇二の体が冷凍睡眠で蘇るという仰天展開もあったりします。(笑)
こんな純粋(?)スポコン漫画の主役が美女装少年というのが一番の注目所でしょう。
関係ないですが、女の子の下着や裸がポロポロ出てきて男子は鼻血ブーなシーンがたくさんあるのですが
こういうシーンはまさに「少年誌」のノリ。「ビジネス誌」のノリではありませんよね。
でも最終回で本来の体に戻った勇二とあかねが「あ、これビジネスジャンプだったっけ?!」と
思い出した作者の声を聞いたかのようにSEXします。(笑)なんか浮いてて面白かったです。
まあこの時の子供が結局死んでしまった勇二達の生まれ変わりになる、という設定のためのSEXだったのかも
しれませんが、私にはそうは思えません。(笑)

美女装漫画として悪いところ

正直美女装度数はさほど高くありません。熱血漢が女の子の体に入っているので男の子っぽい少女になっています。
裸で外を走り回ったり下着が見えるのなんてお構いなし。ある意味これが美女装少年の普通の姿なのかもしれませんね。
ここの美女装度数の決め方は「いかに女性に変身しているか」と「その変身具合から生まれる面白いエピソード」
というところに注目していますので、美女装度数としては低めになっております。
あくまでも女の子がラグビーに挑戦する漫画・・・というイメージが強めに出る作品でした。
美女装度数50
(これはお話の面白さ度数ではなく
美女装漫画としての充実度です。)
これがあれば面白くなる?美女装漫画おもしろ10カ条
・美女装キャラはみんなに女性と思われている
・美女装キャラは必要以上に男子にモテモテ
・美女装キャラは美人でかなり有名になっている
・美女装キャラは身だけではなく心も女性に変わり始める
・美女装キャラの周りには正体を暴こうと敵がいっぱい
・美女装キャラは腕力は男並の強い子
・美女装キャラのサポート役に良き理解者がいる
・美女装キャラと男性主役の2人の怪しい関係がある
・美女装キャラが女性更衣室などにも堂々と入り込める
・美女装キャラは始めは嫌がっていても徐々に女装を受け入れ始める